とあるアーティファクト使いの日誌

筆者のMTGライフやらを記録するブログです

原点への回帰

あらすじ

前シーズンは赤単とエネルギーが支配する環境に翻弄されてイマイチ結果が残せていなかった筆者。

2シーズンぶりのPPTQ突破を目指してMBD(マイベストデッキ)を探す旅が始まったのだった。

イクサラン環境の反省など

さて、イクサラン環境では機体というデッキを使っていたわけですが、冒頭に書いたとおり、結局良い結果はのこせませんでした。

PPTQ突破どころかトップ8も遠ざかってしまっていた状況。しっかりと反省をした上でイクサランの相克環境にのぞむ必要がありました。

そこで自分なりに考えた結果、一番の反省点は「なぜ素直に赤単かエネルギーを練習せずに機体を使い続けたのか?」だという結論に至りました。

ミッドレンジというデッキが好きではないのでエネルギーは使わず、赤単はいまいち手に馴染まないとかいう理由で機体を使い続けていたわけです。しかし名だたる大会の結果を見れば、明らかにエネルギーか赤単を使うべきだったでしょう。

機体を使い続けたのはなぜだったのか、それにはちゃんと理由がありました。この機体というデッキ、綺麗に回れば赤単やエネルギーと互角に戦えたのです。たまたま事故で落とすことはありますが、試行回数さえあれば可能性のあるデッキだと思っていました。

しかし、思うにそれは間違いだったのです。というのも、機体が事故でゲームやマッチを落とすのは、結構な頻度で起こります。PPTQはだいたいスイス6回戦と決勝シングルエリミネーションなわけですが、スイス6ラウンドのうち1マッチ分はほぼほぼ事故で落とします。相手がきれいに回ることで残りの5ラウンドの1つくらい落とすことになるので、結局いいとこ4−2くらいで終わってしまうのです。安定性が低いというのはデッキの強弱を測る重要な要素であり、筆者はそれを過小評価していたということです。

イクサランの相克環境開幕

そんな中でイクサランの相克が発売し、禁止改定が発効されました。予想よりも多めな禁止カードが出ましたが、エネルギーと赤単が弱体化するのであれば改めていろいろなデッキを模索するのがよいように思います。

で、シーズン最初のPPTQ(1/21)に使ったデッキがこちらです。 

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。。。。。。。。

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機体じゃねーか!!!!反省点どこ行った???

もちろん、前環境の反省はちゃんと活かしています。不安定さが問題だというなら、思い切って一色削ろうというわけです。方向性としては、以下のようなもの。

  • 黒は《屑鉄場のたかり屋》を戻すためのみに限定し、《秘密の中庭》と《産業の塔》から出す。中盤に出れば良い。
  • 白は初手の《模範的な造り手》のためにたくさん出るようにするのだから、濃い目にする
  • 除去は赤の火力を使う。サイドのスペースを開けるためメインに削剥の枠を作る

詳細は省きますが結果は4−3で、これでも事故が起こったのでやはりデッキ全体を見直すことにしました。

白を切ってみる

機体以外の選択肢も視野に入れてデッキを考えていたところ、ChannelFireballでプレオーダーしていた《再燃するフェニックス》が予定よりもちょっと早く届くということがありました。

 

そうだ フェニックス、使おう。

 

ということで、フェニックスをデッキに入れようとなったわけですが、そうなると問題になるのが赤ダブルシンボルになります。ただでさえ事故る機体が赤ダブルを要求するようになったら、さすがに回りはしないでしょう。

そこで発想を転換した結果、出来たデッキがこちら。

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思うにマルドゥ機体というデッキ、不安定さの根源的な問題は白を使っていることなのではないかと考えました。《スレイベンの検査官》《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》《大天使アヴァシン》という白い三連星を失っているにも関わらず《模範的な造り手》を初手で出したいがために白を出す土地を多く入れなくてはならないという事実が問題なのではないかというわけです。

そこで思い切って白を切り、最終的に《キランの真意号》《再燃するフェニックス》《栄光をもたらすもの》の飛行軍団で勝とうというわけですね。

《熱烈の神、ハゾレト》を入れるか最後まで悩んだのですが、フェニックスを信じて思い切って抜いてみることに。このデッキで二回目のPPTQに挑戦。結果は5−2となりました。

さて、この赤黒機体というデッキ、マルドゥや白赤と比較して事故は減って悪くなかったのですが、赤単が多いメタゲームであればもう少し重くしてもいいかなという良からぬ想いに駆られました。そして黒を取ったミッドレンジならば《ヴラスカの侮辱》採用すべきでしょう。

そうして翌日のPPTQに挑んだデッキがこちらです。

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こいつの結果は3−2ドロップだったわけですが、このデッキは明確に悪い点がありました。

  1. 《屑鉄場のたかり屋》より重いクリーチャーしかいないため墓地がたまりにくいので戦場に戻しづらく、《キランの真意号》とのコンビが結果的に機能しない
  2. 赤単以外のミッドレンジ、コントロールとの相性が悪くなり過ぎた

デッキ作りも難しいものです。

クソデッキ量産モードへの移行

赤黒機体も何か違うなあ、素直に赤単を使うか、などと悩みつつも、その後いろいろなクソデッキが浮かんでは消えていきました。

  • マナベースの安定をエネルギーと霊気拠点で行おうと試みたエネルギー機体(そのエネルギーを出すために異常にデッキが歪んでいた)
  • 《キランの真意号》を守って殴ったら勝つだろうとかいう理由で《永続確約》を4枚積んだ確約機体(確約されてるのは敗北する未来だった)
  • 何故か青を増やして《呪文貫き》をメインに入れたカウンター機体(色を足してどうする)

などなど。文字に起こしてみると腐乱臭しかしませんね。

そんな中PPTQに参加できる日があったのですが、見たとおりデッキ構築に迷走している状況。知り合いにシェアしていただいたスゥルタイミッドレンジを使うか、などと思っていた中、某公式サイトにて青白オーラという面白そうなデッキを見つけます。

岩SHOWの「デイリー・デッキ」:白青オーラ(スタンダード)|マジック:ザ・ギャザリング

 

リストを眺めていると謎のひらめきが舞い降りました。

  1. このデッキは軽い呪文が多いから手札を結構早く吐くはずだ
  2. 手札が少ないと強い環境屈指のパワーカード、心当たりがありますね。。
  3. 白と青は赤と組み合わせたファストランドがあるなあ

こうして世紀のクソデッキ、ジェスカイオーラの誕生の運びとなりました。

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結果?聞く必要ある?

軽く書くと、オーラはしっかり回ってれば手札が意外と減らないというのと、逆に手札がなくなってしまうような場面は相手のライフがかなり残ってる状態なのでハゾレト1枚あってもどうしようもないってとこかな!!

MBD(マイベストデッキ)との邂逅

その後一ヶ月くらいPPTQに参加できない日々が続いていましたが、やはり同じくクソデッキが浮かんでは消えていました。

緑白アグロが面白そうだから使ってみるかそれとも観念して赤単を使うか、などと思っていた時のこと、ふと一つの記事を見つけます。予約したPPTQの3日前くらいに。。。

週刊デッキウォッチング vol.155 -昇殿白ウィニー- - | 晴れる屋

 

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これがまさしく自分が追い求めていたものかもしれないと。すぐにカードを揃えて一人回しをしてみます。思った通りで、非常に強そうに見えました。

加えて、リストが出回って間もないということもあり、わからん殺し的な要素も狙えます。見たことがないならサイドの機体は予想できないでしょうし、リストを知っていたとしても、このデッキがどのくらいの速さでどういう動きをしてくるかを見誤ることでしょう。

結論、今週はかなり立ち位置がいい。そう確信しました。サイドの《飛行機械による拘束》を1枚《排斥》に変えたくらいの微調整で、いざPPTQへ。

  1. グリクシスミッドレンジ:◯☓◯
  2. 赤単:◯◯
  3. 4Cトークン:◯◯
  4. スゥルタイ巻きつき蛇:☓☓
  5. グリクシスコントロール:☓◯◯
  6. ID

5位にて決勝シングルエリミネーションへ。

後手はつらいですが、スイスラウンドを通してデッキとのシンクロ率が高いことは確信してましたので、このまま駆け抜けたいところ。

  1. 赤緑モンスター:◯◯
  2. グリクシスミッドレンジ:☓◯◯
  3. スゥルタイ巻きつき蛇:◯◯

スイスラウンドでこてんぱんにやられた巻き付き蛇にリベンジも果たし、PPTQ突破!

原点への回帰

マルドゥ、白赤、赤黒、ジェスカイ、と迷走し、最後に白ウィニーにたどり着いた今期。思い出すのははじめてPPTQを突破した時のこと。

kommy117.hatenablog.com

あのときも白単人間という、白ウィニーでした。紆余曲折を経て、自分の原点に帰ってきたのだ。。。

白単昇殿というデッキについて

このデッキは今後メタに絡んでくるでしょうか?この記事を読んでいる方はそのあたりが気になると思います。

個人的な見解としては、可能性はあると思います。理由は以下です。

デッキにまだ改良の余地がある(メインの試練カルトーシュがかなり疑問)

この4枚が本当に疑問で、この部分は別のカードにしたほうがいいだろうと感じました。候補としては以下あたりでしょうか。

  • 除去(《不可解な終焉》や《飛行機械による拘束》)
  • 機体
  • クリーチャー

個人的には《徹頭/徹尾》が面白いんじゃないかなと思ってます。明日大会があるなら《徹頭/徹尾》2~3枚と《飛行機械による拘束》1~2枚に差し替えると思います。

単体除去が多い環境が変わらないのであれば依然として強い

今日はメインに《焦熱の連続砲撃》を2枚、サイドに1枚、加えて《歩行バリスタ》も計4枚採用した素敵なグリクシスコントロールと当たりましたが、そういう相手が増えない限りは立ち位置は悪くないと思います。

横並びをメタられてしまうと脆いところはありますが、ガードが下がった相手を狙い撃ちする性能は十分にあると見ています。

最後に

そんなわけで、無事にMBD(マイベストデッキ)に巡りあい、2シーズンぶりのPPTQ突破を果たした筆者。

振り返るとこれまでPPTQ抜けた4つのデッキ全てに《屑鉄場のたかり屋》が4枚入っているという事実。もはや魂のカードと言っても過言ではないでしょう。

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BFF(ベストフレンドフォーエバー)

 

さて、次はGP京都の記事になりそうです。レガシー担当になった筆者は魔境レガシーを戦い抜くことができるのか??

というわけで次回。「古都の激闘」でまた会おう。