とあるアーティファクト使いの日誌

筆者のMTGライフやらを記録するブログです

めいじんせん!

あらすじ

アモンケット名人戦には出られないと言ったな。あれは嘘だ。

前日の終電で間に合わなさそうだったので諦めていたのですが、旅程を見直したらギリギリ間に合うことがわかったのです。

ということで、アモンケット名人戦参戦記、始まります。

スタンダードメタ予想

さて、直前に《霊気池の驚異/Aetherworks Marvel(KLD)》が禁止されたおかげでどんなメタになるのかはフタを開けてみないとわからないという状況です。

が、既存のデッキの相性を考えていけばどんなものになるかはなんとなく想像がつくというもの。そんな感じでいつもの皆様と調整したりしてわかったことはこんな感じ。

  • ゾンビが強い
  • 機体は青をタッチしなくてよくなるので全然戦える
  • アブザントークンが案外と強い
  • ゼウスサイクリングは人の身には早すぎる

 ということで、メタゲームとしてはこんな感じになると予想

  1. 黒単ゾンビ、マルドゥ機体
  2. 緑黒昂揚orエネルギー、ティムールエネルギー、アブザントーク
  3. 現出、赤緑エネルギー、青赤コントロール、ゼウスサイクリング、青白フラッシュ

力関係的にはこうなんですが、使用者数的にはティムールエネルギーは霊気池からのスライド組がいるので少し多めなんじゃないかな、くらいの予想。

ゾンビを狩りにアブザントークンと現出を持ち込む人が一定数いそうで、アブザントークンが実際に回してみると非常に厄介だったので、そのことに気づいた人たちが持ち込んできてもおかしくなさそうだなというのも頭にありました。

デッキ選択

じゃあアグロ好きの筆者はゾンビか機体使えばいいんだよねってなりそうなんですが、ここで一つ問題が発生します。

そもそも出ないつもりだったので参加する予定の皆様にカードを色々貸しちゃったっていう問題が!!!

具体的に言うとゾンビと機体のパーツを全部貸したのでその2つが使えなくなりました。現時点でも当日本当に間に合うかわからないので、すでに使うデッキを決めた方々に「やっぱ出るから返して」とは言いにくい。

ということで、手持ちで組めるデッキを考えた結果がこちらのデッキ。

クリーチャー:22

4:《通電の喧嘩屋/Voltaic Brawler》
4:《導路の召使い/Servant of the Conduit》
4:《牙長獣の仔/Longtusk Cub》
2:《不屈の神ロナス/Rhonas the Indomitable》
4:《静電気式打撃体/Electrostatic Pummeler》
4:《逆毛ハイドラ/Bristling Hydra》

呪文:17
4:《顕在的防御/Blossoming Defense》
3:《蓄霊稲妻/Harnessed Lightning》
4:《暴力の激励/Invigorated Rampage》
4:《霊気との調和/Attune with Aether》
2:《気宇壮大/Larger Than Life》

土地:21
1:《島/Island》
3:《山/Mountain》
7:《森/Forest》
4:《獲物道/Game Trail》
2:《隠れた茂み/Sheltered Thicket》
4:《霊気拠点/Aether Hub》

サイドボード:15
2:《うろつく蛇豹/Prowling Serpopard》
2:《不屈の追跡者/Tireless Tracker》
3:《マグマのしぶき/Magma Spray》
3:《否認/Negate》
1:《蓄霊稲妻/Harnessed Lightning》
2:《焼けつく双陽/Sweltering Suns》
1:《造命師の動物記/Lifecrafter's Bestiary》
1:《領事の旗艦、スカイソブリン/Skysovereign, Consul Flagship》

赤緑エネルギー(一撃型)です。

緑黒系のパーツをそもそも持っていないのでそもそも選択肢は赤緑エネルギーorティムールエネルギーの二択でした。赤緑の一撃型にしたのは好みの問題です。

微調整しながらMOで試運転したところ3-2、5-0、3-2、0-3、3-2とまずまず。余り物で組んだデッキとしては十分でしょう。

自由枠とサイドボード戦略については後述してますのでそちらもよろしければ御覧ください。

ドラフト戦略

ドラフトについてはRPTQのときに立てた作戦を基本的には踏襲する方針で臨みました。簡単に言うと以下。

  1. ボムがあったらその色に行く
  2. ボムがなかったら赤>黒>緑=青>白の順で狙う
  3. 色変えは柔軟に

ちなみに、白はうまく取れれば強いんだろうなあと思います。私がドラフトで超高速アグロを作るのが苦手なだけです。

戦績

というわけで、ギリギリ0回戦を突破し、いざ戦いへ。

スタン6回、ドラフト3回あるわけですが、目標はスタン5-0-1のドラフト2-1です。

R1-R3(スタンダード)

  1. 青黒コン(先手):X◯◯
  2. 緑黒昂揚(先手):◯◯
  3. 緑黒昂揚(後手):X◯◯

幸先よく3-0。緑黒昂揚は本来かなりきつい相手なんですが、相手が事故る事案が発生してうまく勝てました。

R4-R6(ドラフト)

さて、人生二度目の競技レベルドラフト。

始まる前に「見えます。青つかまされる未来が見えます。」とか話していたら。。。

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ものすごい勢いで青をつかまされて青黒タッチ緑。

1-1で《サンドワームの収斂/Sandwurm Convergence(AKH)》を流してなんとか緑は回避しましたが、赤と白があまり流れてこなかったので青黒に。

一応MOでやったときに体得した「成立する青黒の条件」は満たしています(アムムトと黒カルトゥーシュが合計3枚、魂刺しが2枚)。なのでなんとか2-1で乗りきりたいところ。

  1. 赤白(後手):◯X◯
  2. 白黒(後手):XX
  3. 赤黒緑(後手):◯X◯

R4で《副陽の接近/Approach of the Second Sun(AKH)》を打たれたあとにライブラリー内の順番を数え間違えるひどいプレイミスをしたりしましたが、なんとか2-1で乗りきってこの時点で5-1。トップ8が見えてきました。

R7-R9(スタン)

もう緑黒には当たりたくないと思いながらスタンラウンドが再びスタート

  1. 緑黒エネルギー(先手):XX
  2. 青白フラッシュ(先手):◯◯
  3. 白黒ミッドレンジ(後手):X◯◯

7-2。トップ8の目がワンチャンあるかなと思いましたが残念ながら9位。

賞品が10,000ポイントなので、一応黒字は達成しました。

振り返り

今回はR4(ドラフト)のやらかし以外はミスらしいミスをせず、引きも割りと強かったので9位という結果は上振れな気がします。会場に緑黒が蔓延してて実際に3回踏みましたがそれを2-1で乗り越えられたのは上出来でした。

しかし、9位で満足してはいけませんからね。次はもっと上を目指しましょう。

デッキの解説

そんなわけで、スタンラウンド5-1は多分赤緑エネルギー使いの中ではトップでしょう。多少偉そうにデッキ解説をしてもいいんじゃないかなって!!

相性

主なデッキへの相性としてはこんな感じでしょうか。

  • 有利:ティムールエネルギー
  • 五分:機体
  • 不利:ゾンビ、緑黒

ティムールエネルギーはティムールエネルギー側大ぶりなデッキで除去も多いわけではないので、逆毛ハイドラをしっかり着地させれば勝てます。一撃型を決めることも結構あります。トランプルをつけられるので飛行機械トークンなんかにちまちまチャンプされることがないのが大きいですね。

機体はメインは先後の勝負になってだいたいトントンくらいだと思います。サイド後は相手のコントロールプランを見越したサイドをすることでこれも五分くらいで戦えます。赤緑エネルギーはギデオンを超えるサイズの生物を作れるデッキなので、ギデオンを通してしまってもまだ挽回可能です。アヴァシンの対処を謝ると負けるという感じですね。

ゾンビは除去が多いので少し苦手な印象ですがハイドラが生き残ればどうにかなるのでやや不利くらい。

そして、明確に不利なのが緑黒ですね。バリスタ、リリアナのおかげで静電気式打撃体がまず機能せず、お互いのデッキ構造的に消耗戦になると勝てないためです。

自由枠やサイドのカード選択など

パンプスペルなどなど

前環境の赤緑エネルギーはまず確定スロットが4枚ずつの《顕在的防御/Blossoming Defense(KLD)》と《暴力の激励/Invigorated Rampage(AER)》で、加えて4枚ほど何かを入れる形でした。

選択肢としては《撃砕確約/Built to Smash(KLD)》、《気宇壮大/Larger Than Life(KLD)》、《放たれた怒り/Uncaged Fury(SOI)》あたりですが、今シーズンはパンプと打点を兼ねるイケメンがいます。そう、《不屈の神ロナス/Rhonas the Indomitable(AKH)》ですね。

このデッキのロナスは顕現しずらいので2枚が適正です。そう考えるとあと2枚なんですが、撃砕確約は静電気式打撃体以外と相性がよくないのでなし、放たれた怒りは3マナが若干重いということで、単純に5-6枚目の暴力の激励として気宇壮大が2枚入ることになります。

メインボードはここ以外はだいたい確定スロットなのであまり話すことないですね。。。こっから下はサイドの話です。

 

メインの島とサイドの否認

サイドボードの否認は青をタッチしない場合には除去対策の《英雄的介入/Heroic Intervention(AER)》や置物対策の《グレムリン解放/Release the Gremlins(AER)》、《人工物への興味/Appetite for the Unnatural(KLD)》あたりが入る枠です。

どうしてもカウンターに頼りたい局面が往々にしてあることがわかったので否認にしました。逆に、出てしまっている置物をどうしても割りたいみたいな場面は現環境ではめったに起こりません。電招の塔デッキはほぼいないですし、機体はキラン号をサイドアウトしますからね。ゾンビ相手にリリアナの支配を割りたいと思うかもしれませんが、5マナのアクションを待ち構えるなら否認でもいいでしょう。何よりゾンビ相手は他に入れるカードがわんさかあるので1-2枚のエンチャント破壊をサイドインする余地はないのです。

で、こういう場合サイドに島を入れるのが一般的なんですが、15枚という枠の1枚を島で潰したくなかったので思い切ってメインに入れました。色マナは安定しやすいデッキなのでなんとかなります。今大会でも色事故は起きませんでした。

マグマのしぶきx3と焼けつく双陽x2

主にゾンビ対策です。最序盤のゾンビをしっかり焼けるかがゾンビと戦うときに大事です。

焼けつく双陽はトークン系のデッキにも刺さりますし、決めに行くターンの直前にはサイクリングできたりと、使い勝手が非常に良いカードです。

サイドの蓄霊稲妻x1

緑黒など、マグマのしぶきでは倒せない生物を使ってくる相手に対しての追加の除去です。

ちなみにメインの蓄霊稲妻はコントロール相手だと抜かないことが多いです。コントロールは絶対にサイド後に生物を増やしてくるので、抜くと大変なことになることが多いです。ドヤ顔で《氷の中の存在/Thing in the Ice(SOI)》を出してくる相手はしっかりと咎めましょう。最悪自分の生物に打ってエネルギーを得ることもできます。

不屈の追跡者x2、スカイソブリン

サイド後に一撃型を抜くパターンのときにサイドインされる方々です。1枚でアドが取れることと、打点が高いことが大切ですね。

サイドのうろつく蛇豹x2、造命師の動物記x1

対コントロール用です。そのはずなんですが、実は緑黒相手にもサイドインします(理由は後述します)。

直前にMOで調整してて5-0した時に神チャンドラを入れてたら全く知らない方からいきなりチャットをぶちこまれて以下のような会話(実際は英語です)がありまして、

  • 相手「5-0のリストを見たんだけど、このチャンドラ何のために入ってるの?」
  • 私「コントロール相手にいいかと思ったけどそんなことなかったので今は不屈の追跡者試してるよ」
  • 相手「追跡者かなるほど、こっちでも試してみよう。コントロール相手ならうろつく蛇豹と造命師の動物記がおすすめだぜ。」
  • 私「確かによさそうだね。こっちも試してみるよ。ありがとう。」

相手のアドバイスを真摯に聞き入れて素直に投入してみたところ、今回ほぼ全部の相手にサイドインしてしかも活躍してくれました。直前でこういうアドバイスが聞けたのは非常に幸運でした。

動物記は2枚目を入れるか迷いましたが、1枚しか持ってないという男らしい理由により1枚になってます。振り返ると、2枚目があってもいいかなと思いました。ミッドレンジ相手にはとても強いカードでした。

サイドプラン

アーキタイプ相手のサイドプランはこんな感じです

VS ゾンビ

OUT:暴力の激励x4、気宇壮大x2、静電気式打撃体x4

IN:マグマのしぶきx3、焼けつく双陽x2、蓄霊稲妻x1、造命師の動物記x1、領事の旗艦、スカイソブリンx1、不屈の追跡者x2

相手の除去が多すぎるので一撃型は諦めます。火力で息切れさせてから大物を着地させる戦いを目指します。

VS 機体

OUT:暴力の激励x4、気宇壮大x2、静電気式打撃体x4

IN:蓄霊稲妻x1、否認x3、不屈の追跡者x2、造命師の動物記x1、領事の旗艦、スカイソブリンx1、うろつく蛇豹x2

相手はサイド後に確実にコントロールプランに変えてくるのでそれを迎え撃ちます。除去も増えるため一撃型は諦めることになります。

もちろん、相手がアグロプランを取ってくるとわかっているときはマグマのしぶきなどを全力で投入します。

ギデオンより大きいハイドラを作ったりロナスを立たせたりすることができるので、ギデオンを出されても諦めてはいけません。むしろアヴァシンに蓄霊稲妻をしっかりあわせられるかが重要になります。

VS 緑黒系

OUT:暴力の激励x4、気宇壮大x2、静電気式打撃体x4

IN:マグマのしぶき、蓄霊稲妻x1、不屈の追跡者x2、造命師の動物記x1、領事の旗艦、スカイソブリンx1、うろつく蛇豹x2

バリスタとリリアナがいるので一撃型は諦めます。VS機体でもサイドインしてるうろつく蛇豹はただの4/3なんですが、ロナスを顕現させられますし、能力は使われるものの昂揚後の残忍な剥ぎ取りと相打ちもとれるので最低限の仕事はします。

緑黒エネルギーの場合には焼けつく双陽を入れるのもありです。ボブやバリスタに威張られると勝てないマッチアップなので吹き飛ばしたいためです。マグマのしぶきと併用すれば象までは打ち取れます。

VS ティムールエネルギー

OUT:暴力の激励x2、気宇壮大x2、静電気式打撃体x2

IN:不屈の追跡者x2、否認x2、造命師の動物記x1、蓄霊稲妻x1

一撃型を減らして消耗戦に強くなるカードとカウンターを入れます。相手が除去を大量にいれてくるようなら完全に抜いてスカイソブリン、うろつく蛇豹を投入するのもありです。

相手は光輝の炎と不屈の追跡者をサイドインしてくるということを頭にいれておくことが大切です。

小ネタ

ちなみに今回使用したスリーブはこちら。

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「太陽の巫女・パメラ」スリーブですね。で、デッキのキーカードは《静電気式打撃体/Electrostatic Pummeler》ですね。

つまりスリーブでこっそりデッキのネタバレしてたんですね。誰にも気づいてもらえませんでしたが!スリーブとデッキのシンクロ率が上振れに貢献したことは間違いないでしょう。

最後に

環境名人戦ですが、ドラフトが間に挟まってるのは非常に面白かったです。周りの皆様にも好評だったみたいなんで、ぜひ続いてほしいイベントですね。

 

あ、ちなみに某静岡公演は控えめに言って最高でした。特に絶対特権がめちゃくちゃよかった。

 

さて、次回の大会参加は7/2のPPTQ(スタン)になります。今シーズン最後なので頑張ります。

では次回、「目指せ3連続RPTQ出場。PPTQ@調布の巻」でまた会おう。